2017年10月19日19時、Seikan TVのチャンネルでヒカキン&セイキン2人の新曲「雑草」が公開されました。
前作「YouTubeテーマソング(2015)」から2年ぶりの新曲となります。
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雑草に込めた想い
こちらが、公開されているMVです。新曲の題名は「雑草」。その題名に込めた想いとはー。
この動画が公開される前日のHikakin TVのチャンネルで公開された動画で、その想いについて触れています。
楽曲も、MVも、こだわりにこだわって完成したのですが、ヒカキン自身が燃え尽きたと言う程全てを出し切った作品に仕上げたという事です。
「ヒカキン&セイキンのパワーを全て出し切った作品」と断言しています。

雑草 / ヒカキン&セイキン
歌:HIKAKIN & SEIKIN
総合監修:HIKAKIN
作詞作曲:SEIKIN
編曲:TeddyLoid
この様な役割で作品は作り上げられました。前回のYouTubeテーマソング同様、作詞作曲はセイキン、総合監修はヒカキンとなっています。
セイキン自身、「雑草」の作詞作曲にはかなり力を入れていた様で
「視聴者さんに申し訳ないと思いながらも、動画をお休みして曲作りに専念する時が多々あった」
と説明していました。
歌詞にもこだわりにこだわり、2人で納得のいくまで会議を重ねたそうです。
MVもドローンやハイスピードカメラを使って、アクションシーンが活かされているスロー映像なども見ものです。

歌詞

Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
夢見る未来へと Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
何度倒れようと 公園の真ん中 色鮮やかな花たちが きれいに咲いている
人々は皆 その美しい花たちに 夢中になっていた
その花のまわりの アスファルトから 小さな草が生えている
誰ひとり 足元の草に 気づく者はいない
踏みつけられ 引っこ抜かれそうになる
それでも僕 負けやしない
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
夢見る未来へと
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
何度倒れようと
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
さあ立ち上がれ今
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
蕾は開くはず
真夏の陽射し 焼けつくようなアスファルトに 花が咲いている
あの花はあの時 踏みつけられて 静かに耐えた強き草
花壇の花のような 磨き込まれた 煌びやかさは無いけれど
そっと近づいて 眺めてごらん ほら輝いている
荒れた土地に 根付いた僕らでも
できるはずさ 花よ開け
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
夢見る未来へと
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
何度倒れようと
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
さあ立ち上がれ今
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
蕾は開くはず
粘り強く我が道ゆけ
そう僕らは 不屈の花
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
夢見る未来へと
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
何度倒れようと
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
さあ立ち上がれ今
Wo oh oh! Oh oh oh oh oh!
蕾は開くはず
「雑草」を作るきっかけ
なぜこの曲を作ろうと思ったのか、その発端はヒカキンによるものでした。最初に発案したのはセイキンではなくヒカキン。
彼が兄に「雑草って曲を作ろう!」と言い出した事から始まります。
なぜ雑草なのか?それは、「ヒカキンとセイキンが「雑草」だから」と彼ら自身が一番よく知っていたからなのです。
「雑草」という言葉の重み

なぜヒカキンとセイキンは雑草なのか?それは、これまでの彼らの人生が「楽なもの」とは言い難い人生を歩んで来たからです。
表面上は毎日楽しそうに動画投稿をして生計をたてている彼らYouTuberですが、その裏には数多の困難、下積み時代というものがあったわけです。
ヒカキンはスーパーの店員をしながらYouTubeに動画投稿を始め、セイキンは会社で残業の毎日。特にセイキンに至っては毎日寝る時間もなく、会社の成績を上げることに勤しんでいたそうです。
「死ぬんじゃないか」その位大変な毎日と言っても過言ではなかった様です。特に裕福な家庭に生まれた訳でもなく、顔もルックスもそんな良くない、
まさに彼らは「雑草」だった訳です。
「僕らみたいに荒れた土地に生えてきた雑草でも、ずっと努力してればいつか花は開くんですよって、そういう意味をこめて歌詞を書いた」
セイキンのその言葉、本人の経験だからこそ伝わるものがありますね。
公開から数時間で急上昇1位に

ヒカキン&セイキンの「雑草」は公開からわずか数時間で急上昇一位を獲得。日本のトップユーチューバーの影響力は恐ろしいですね。しかしこれも、彼らが雑草だった時代があってこその結果なのです。公開18時間後にはなんと他の動画の再生回数を圧倒的に上回り、150万再生超えとなっています。
編曲プロデュースのTeddyloidとは何者か
今回の「雑草」の編曲に関わった人物「Teddyloid」はかなり凄い人物です。
Spotifyで日本以外の海外で最も再生された日本人アーティスト、第5位にも選ばれています。日本人ですが、世界的に見てかなり有名な音楽プロデューサーさんです。
幼少の頃からコンピュータミュージックに触れて育ち、2008年に突如SNSサイトMySpace内で発表した曲が、インディーズトップチャートのランキング1位、エレクトロチャートのランキング1位を獲得。
その後フランス、パリで行われた「JAPAN EXPO 2008」やワールドツアー「THIS IZ THE JAPANESE KABUKI ROCK TOUR 2008」に出演したりしました。若くして有名になった天才音楽アーティストとして認知されています。
そんな凄い人が、今回この新曲「雑草」を手がけています。
おわりに

今回の「雑草」を観て、聴いて、勇気付けられた人は多いと思います。
YouTuberだからこそ、その影響力を使って人々に感動を与え続けるその姿勢は、感嘆すべき部分があります。忙しい合間をぬってこういうことをしてるんだから大した兄弟です!
曲としても非常に優秀な作品に仕上がっています。
2年ぶりに公開された新曲「雑草」
何度も聞き返しつつ、これからの活動にも大いに期待しましょう。
曲のダウンロードはこちらから可能です。 iTunes レコチョク
ヒカキン、セイキン、お疲れさまでした。この記事が本人達に届きます様に。
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